「感性教育講座」の臨床応用編として「感性教育臨床講座」を、昨年11月から開始しておりますが、 多数の方にご参加いただき、充実した学びの機会になっているのでは、と願っております。
さて、第1クールが2月で終了となりますので、3月からの「感性教育臨床講座(2)」を 以下の要領で開催することになりましたので、ご案内申し上げます。
【今回の講座のねらいと内容】
母子ユニットで実際に親子関係治療に取り組んだ事例については、これまで多くの論文や著書にて提示して きましたが、とりわけ、1組の親子の治療経過を詳細にまとめて報告したものは、さほど多くはありません。 その中で、4歳0か月(資料の事例42男児)からおよそ3年間取り組んだ事例を以前1冊の書にまとめたことがあります。
今回はその書『自閉症のこころをみつめる-関係発達臨床からみた親子のそだち-』(岩崎学術出版社 2010)を資料として取り上げ、親子関係治療を具体的に紹介・解説しながら、皆さんとともに考えてみたいと思います。
以上の内容ですので、これまでと同様の参加費(1万円)の他に、資料としての書籍を入手していただく必要があります。 お手元にない方で、注文を希望される方には、割引価格(2割引2,112円、ただし送料330円は別途請求)で 出版社に直接
注文することが可能です。講座参加のお申し込みをいただいた方には割引価格用チラシを送信しますのでそれをご利用の上注文してください。ファックスで注文すれば、数日内にはお手元に届くかと存じます。
今回の講座内容は連続性を保つために、2週間に1回の間隔で実施しますこと、あらかじめお断りしておきます。
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講座名:「感性教育臨床講座(2)」
日時:3月、4月の第2、第4土曜日午後7時〜9時
具体的には、第1回 03月11日(土)、第2回 03月25日(土)、第3回 04月08日(土)、第4回 04月22日(土)いずれも19:00-21:00の2時間
参加費:1万円 1クール4回分(出欠の有無に関わらず参加費は一律1万円)
参加資格:これまでに「感性教育講座」を1回でも受講された方のみ。
応募人数:(最小)5名から(最大)20名まで
講座内容:
第1回:SSPでの映像(事例42)を供覧した上で全員で感想を出し合う。
第2回〜第4回:治療経過を資料に沿って解説する。
(途中で、適宜他の事例のSSPを供覧することがあります。)
テキスト:自著『自閉症のこころをみつめる-関係発達臨床からみた親子のそだち-』(岩崎学術出版社 2010)
申込方法:下記URLまたはQRコードからお入りください。該当項目に記載の上、返信してください。
送信後、すぐに【自動返信】で参加費の振込方法などをご案内申し上げます。