人間科学におけるエヴィデンスとは何か(小林隆児・西研編)

出版:新曜社

2013年に開催した西南学院講座 in Tokyo「臨床と哲学のあいだ」をきっかけに生まれたものですが、内容はすべて新たに書き下ろしたもの。対人援助に関わる学問としての人間科学研究は、これまで自然科学を範としてきたために、患者と治療者の関係の内実そのものを捨象していることへの批判と、新たに人間科学の研究のありかたを問い、人間科学におけるエヴィデンスとは何かを提起したものです。哲学者、批評家、発達心理学者、精神科医という学際的な執筆者による画期的な本です。

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