酷暑の夏もやっと去って秋の風情を感じさせる日々が訪れましたが、いかがお過ごしでしょうか。
これまで「感性教育講座」に対して関心をお寄せいただき、かつ多数の参加をいただき、誠にありがとうございます。
本年の感性教育講座第1クールを4月中旬、第2クールを6月中旬に開催してきましたが、お陰様で多数の方々の参加をいただき、ありがとうございます。講座では参加者の皆様全員がとても熱心に取り組まれ、予想を超える充実した内容になっております。その手応えに意を強くし、引き続き第3クールを開催することに致しました。各クールは独立していますので、いつからでも気軽に参加できます。よって初心者も大歓迎です。
本講座では私が母子ユニットで記録した貴重な映像(アタッチメント研究でよく知られている新奇場面法を用いた母子交流の様子を録画したもの)を参加者に毎回供覧し、その感想を語り合いながら私が随時解説するとともに、皆さんの感想を後日送信していただき、その内容について私から様々なコメント付けて、匿名性を配慮した上で参加者全員に配信することで、参加者全員の共有財産とすることを目指しながら実施しております。
1つのクール(4回)で1歳代から3、4歳代までの4事例を供覧することによって、乳幼児期に母子間のアタッチメント形成不全をきたした子どもが、その不安に対してどのように対処するようになっていくのか、その過程を実際に学ぶことができるように工夫した内容に変更しております。またこれまでに参加された方にも配慮して、未だ本講座で供覧していない事例も含めてご覧いただけるように今回も工夫しております。
言葉のないコミュニケーション世界で何が起こっているかを理解するためには、観察者(臨床家)自らの感性を磨かなければなりません。そのためには何度も何度も繰り返し体験することが大切ですので、奮ってご参加ください。
乳幼児期初期のアタッチメントをめぐる母子関係の様相の映像を見ながら学ぶ本講座は他に類を見ないもので、その教育的効果は予想をはるかに超えるものです。なぜなら「情動」の世界は言葉による説明では理解困難で、映像を通して肌で感じ取ることが不可欠であるからです。
ぜひこの機会に本講座にご参加いただき、私たち人間の無意識の心の働きが乳児期にいかにして形作られていくか、その様相を肌で感じ取りながら、理解を深めていただければと存じます。
併せて周辺の方々にもご紹介いただければ嬉しく存じます。
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テーマ:乳幼児期早期の母子関係の実際を映像で学ぶ
感性教育講座開催の趣旨
講師:感性教育臨床研究所代表 小林隆児
日時:第1回2025/10/19、第2回11/02、第3回11/16、第4回11/30の4回、隔週日曜日午後7時より9時半まで 2時間半(予定)
開催方法:参加型 Zoom会議形式
講座の内容:1歳代から3、4歳代までの子どもを対象に、乳幼児期早期の母子関係の実際を映像を通して学びます
参加費:10,000円(全4回分) 1セット料金ですので、欠席の回がある場合も同額となります
(なお、当日都合が付かず参加できなかった方や復習を希望される方のために、各回の1週間後の日曜日(10/26、11/09、11/23、12/07)同時間帯に講座を録画した映像を再放送します)
参加資格:守秘義務を担える方であれば、どなたでも参加可能です。
定員:(最小)5名から(最大)30名程度
申込締切:2025年10月12日(日)
申込方法:下記の参加申込用URLをクリックして、必要事項に記載の上、送信してください。追って受付済みの通知メールと併せて参加費送金先をご案内申し上げますので、締切日(10月14日)までに送金してください。送金確認が済み次第、正式な参加受理のメールを、さらに後日講座資料をpdfファイルで送信します。講座のZoom招待メールなど詳細については後日改めて参加者の皆さんにご案内申し上げます。
参加申込フォーム:https://forms.gle/MuoSx4JbYGWkujpk6