2000年

◇著書(分担執筆)◇

小林隆児(2000).コミュニケーションの成り立ちからみた強迫性の起源-自閉症の関係障害臨床-.小島秀夫・速見敏彦・本城秀次(編).人間発達研究と心理学.pp.192-202, 東京, 金子書房.

小林隆児(2000).広汎性発達障害の発達精神病理.(栗田広編)発達障害講座 第2巻 発達障害の臨床.pp.239-247, 東京, 日本文化科学社.

◇原著論文◇

Kobayashi, R. (2000). Affective communication of infants with autistic spectrum disorders and internal representation of their mothers. Psychiatry and Clinical Neurosciences, 54(2), 235-243.

◇論文◇

小林隆児(2000).関係障害臨床からみた多動.教育と医学, 48(1), 28-35.

小林隆児(2000).社会情緒的発達と言語認知的発達をつなぐもの-自閉症の関係障害臨床-.東海大学健康科学紀要, 5(1), 9-17.

小林隆児(2000).関係障害臨床からみた学習とその困難さ.石川 元(編)特集LD(学習障害)の臨床.現代のエスプリ398号, 102-110.

小林隆児(2000).高機能自閉症.小児内科, 32(9); 1350-1353.

小林隆児(2000).関係障害臨床からみた自閉症の発達精神病理-接近・回避動因葛藤を中心に-.小児の精神と神経, 40(3), 163-170.

◇報告書◇

小林隆児(2000).乳幼児早期の母子コミュニケーションの質的評価とありかたに関する研究(その2)母子コミュニケーションの成立を左右する要因に関する検討.(研究代表者:中野仁雄)平成11年度厚生科学研究(子ども家庭総合研究事業)報告書(第1/6), pp.58-60, 厚生省.

小林隆児(2000).自閉症圏障害の生涯発達とその発達援助方法の開発に関する研究(その2).第30回三菱財団事業報告書平成11年度, pp.412-413.

Kobayashi, R. (2000). Physiognomic perception, vitality affect and delusional perception in autism. The Pfizer Journal of Psychiatry (Review Series Psychiatry), 20-22.

松本雅之・小林隆児(2000).社会福祉学科における感性教育(予備的研究)態度形成と感性教育.東海大学教育研究所研究資料集, 7, 82-91.

◇その他◇

小林隆児(2000).第9回乳幼児医学・心理学会印象記.精神療法, 26(2), 221-222.

小林隆児(2000).関係障害臨床からみた自閉症の強迫症状.北海道児童青年精神保健雑誌, 14, 68-76.

小林隆児(2000).第10回日本小児神経学会中国・四国地方会「発達障害の母子治療」.脳と発達,32(1), 88.

 

1999年

◇著書(分担執筆)◇

小林隆児(1999).自閉症-思春期・青年期・成人期.(山崎晃資・下坂幸三編)心の家庭医学. pp. 442-447, 東京,保健同人社.

Kobayashi, R. (1999). Clinical study on emotional development in pre-adolescence and its disorders. In (JACAPAP Ed.), Recent Progress in Child and Adolescent Psychiatry Vol.2. pp.60-73, Springer-Verlag, Tokyo.

小林隆児(1999).注意欠陥多動障害を有する子どもの事例をとおして. 平田一成(編)療育技法マニュアル第13集思春期の子どもと家族-臨床事例から考える. pp.82-92, 財団法人神奈川県児童医療福祉財団, 横浜.

◇原著論文◇

Kobayashi, R. (1999). Physiognomic perception, vitality affect and delusional perception in autism. Psychiatry and Clinical Neurosciences, 53(5), 549-555.

◇論文◇

小林隆児(1999).自閉症の人々にみられる愛着行動とコミュニケーション発達援助について.東海大学健康科学紀要, 4(1), 63-75.

小林隆児(1999).関係障害臨床からみた自閉症理解と治療.季刊発達, 78, 22-35.

Kobayashi, R. (1999). Autism: Recent perspectives. Asian Medical Journal, 42(6), 273-278.

小林隆児(1999).青年期・成人期自閉症の発達精神病理と治療.精神神経学雑誌, 101(1), 71-76.

小林隆児・財部盛久(1999).アスペルガー症候群の治療-心理社会的アプローチを中心に-.精神科治療学, 14(1), 53-57.

小林隆児・高原朗子(1999).Tourette症候群と円形脱毛を呈した自閉症児のその後を考える.精神科治療学, 14(1), 85-88.

◇報告書◇

小林隆児(1999).自閉症の知覚様態と症状形成に関する行動分析的研究.平成8年度~10年度科学研究費補助金(基盤研究C2)研究成果報告書.

小林隆児(1999).乳幼児期早期の母子コミュニケーションの質的評価とありかたに関する研究.(研究代表者:中野仁雄)平成10年度厚生科学研究(子ども家庭総合研究事業)報告書(第1/6), pp.46-53, 厚生省.

小林隆児(1999).自閉症圏障害の生涯発達とその発達援助方法の開発に関する研究(その1).第29回三菱財団事業報告書平成10年度, pp.378-379.

小林隆児・財部盛久・石垣ちぐさ・竹之下由香・中澄襟子・白石雅一(1999).乳幼児期の自閉症圏障害における情動的コミュニケーションと言語認知発達に関する研究.(主任研究者:栗田広)厚生省精神・神経疾患研究委託費 (8公-3)乳幼児期から思春期の行動・情緒及び心理的発達障害の病態と治療に関する研究. 平成10年度研究報告書, pp.41-47.

◇その他◇

小林隆児(1999).書評 ドナ・ウイリアムズ著、河野万里子訳『自閉症だったわたしへ』.14歳と17歳のBOOK GUIDE(河合塾編).p.104.

小林隆児(1999).自閉症.別冊宝島「わかりたいあなたのための異常心理・入門」.429,116-123.

小林隆児(1999).自閉症における知覚と言語をつなぐもの.学術通信,66,5-6.

小林隆児(1999).健康相談室「チック」.暮しと健康,54(12), 75.

◇拙著の書評◇

吉田敬子(1999).書評 小林隆児著『自閉症の発達精神病理と治療』.九州神経精神医学, 45(2);149-150.

中根 晃(1999).書評 小林隆児著『自閉症の発達精神病理と治療』』.精神療法, 25(4), 383-384.

1998年

◇著書(分担執筆)◇

小林隆児(1998).アスペルガ-症候群.今日の治療指針 1998年版-私はこう治療している.p.290, 東京, 医学書院.

小林隆児(1998).自閉症-児童期.(花田雅憲・山崎晃資編)臨床精神医学講座第11巻児童青年期精神障害, pp. 76-86, 東京,中山書店.

小林隆児(1998).自閉症の青年期発達と精神療法.山崎晃資(編)発達障害児の精神療法.東京,金剛出版, pp.139-155.

小林隆児(1998).自閉症-交互作用発達モデル.こころの臨床ア・ラ・カルト, 17(増刊号),278-280.

◇原著論文◇

Kobayashi, R. & Murata, T. (1998). Behavioral characteristics of 187 young adults with autism. Psychiatry and Clinical Neurosciences, 52(4), 383-390.

Kobayashi, R. & Murata, T. (1998). Setback phenomenon in autism and long-term prognosis. Acta Psychiatrica Scandinavica, 98(4), 296-303.

Kobayashi, R. (1998). Perception metamorphosis phenomenon in autism. Psychiatry and Clinical Neurosciences. 52(6), 611-620.

小林隆児(1998).摂食障害の精神病理と世代間伝達.児童青年精神医学とその近接領域, 39(5), 433-445.

◇論文◇

小林隆児(1998).精神科治療技法ガイドライン(第2部)治療技法:小児期の精神療法.精神科治療学, 13(臨), 111-115.

小林隆児(1998).小児自閉症-最近の考え方.日本医師会雑誌, 120(5), 758-761.

小林隆児(1998).母と子のあいだを治療するーMother-Infant Unitでの治療実践からー.乳幼児医学・心理学研究, 7(1), 1-10.

小林隆児・財部盛久(1998).自閉症児の母親たち-母子治療からみた世代間伝達-.臨床精神医学, 27(増刊号), 158-165.

◇報告書◇

小林隆児・白石雅一(1998).自閉症の情動的コミュニケーションにおける音声分析学的研究.文部省科学研究費重点領域研究「心の発達」平成9年度報告書, pp.300-309.

小林隆児(1998).強度行動障害にみられる関係性の病理と家族への治療介入. 厚生省心身障害研究平成9年度報告書「障害児(者)の治療教育法の開発に関する研究」(主任研究者石井哲夫), 35-42.

小林隆児(1998).強度行動障害における心理社会的要因と療育援助の方法に関する研究.富士記念財団助成研究報告書.

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・竹之下由香(1998).自閉症圏障害における情動的コミュニケーションと言語認知発達に関する研究-情動、認知、言語の関連性に焦点を当てて-.平成9年度厚生省精神・神経疾患研究委託費による研究報告集(2年度・初年度班),国立精神・神経センター, p.486.

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・竹之下由香(1998)母親-乳幼児精神療法からみた母子の関係性の病理と世代間伝達. 1998年度メンタルヘルス岡本記念財団助成報告集, 10, 73-77.

◇その他◇

小林隆児(1998).「受容する」ということについて考える.のびろ学園20周年記念紀要,13,pp.137-142, 社会福祉法人嬉泉.

小林隆児(1998).講演 自閉症の人の内と外を考える.川崎市自閉症児者親の会創立20周年記念誌「くさぶえ」, pp.109-123. 川崎市自閉症児者親の会.

小林隆児(1998).暮しと健康相談室「人を避ける娘」.暮しと健康,53(3), 73.

小林隆児(1998).母と子のあいだを治療する-乳幼児期の自閉症圏障害に対する治療-.NEWSLETTER of FOUR WINDS,1,10.

 

1997年

◇著書(分担執筆)◇

小林隆児(1997).青年期自閉症.(松下正明・倉知正佳・樋口輝彦編)KEY WORD 1997-’98 精神, pp.138-139, 先端医学社,東京.

小林隆児(1997).乳幼児期における精神保健福祉.(板山賢治・山崎晃資・岩崎康孝編)新・社会福祉学習双書8.障害者福祉論(精神保健・精神障害者福祉), pp.138-144, 全国社会福祉協議会, 東京.

小林隆児(1997).青年期にみられる知覚変容現象とその治療的意味.(中根 晃・市川宏伸・内山登紀夫編)自閉症治療スペクトラム-臨床家のためのガイドライン, pp.136-147,金剛出版,東京.

小林隆児・井上登生(1997).前思春期発症の身体化障害の1例.(成田善弘・若林慎一郎編)思春期青年期ケース研究6.身体化障害-思春期の心とからだ, pp. 27-42, 岩崎学術出版社,東京.

◇原著論文◇

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・竹之下由香(1997).乳幼児期の自閉症圏障害における情動的コミュニケーションと母親の内的表象.乳幼児医学・心理学研究, 6, 9-27.

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・竹之下由香(1997).東海大学健康科学部におけるMother-Infant Unitの活動紹介.乳幼児医学・心理学研究, 6, 31-43.

◇報告書◇

石井哲夫・奥村幸子・大場公孝・奥野宏二・中島洋子・飯田雅子・倉澤寿之・小林隆児・沼倉 実(1997).強度行動障害にかかわる調査研究. 厚生省心身障害研究平成9年度報告書「障害児(者)の治療教育法の開発に関する研究」(主任研究者:石井哲夫),pp.28-45.

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・竹之下由香・木村正志(1997).発達障害における情動的コミュニケーションに関する臨床的研究. 平成8年度厚生省精神・神経疾患研究委託費による研究報告集(2年度・初年度班), pp.618, 国立精神・神経センター.

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・竹之下由香(1997).自閉症におけるコミュニケーションの進展過程に関する臨床的研究-情動的コミュニケーションの進展過程を中心に-.平成8年度(1996年度)安田生命社会事業団研究助成論文集, 32, 27-37.

◇その他◇

小林隆児(1997).第6回世界乳幼児精神保健学会印象記. 精神療法.23(1), 100-101.

小林隆児(1997).子どもの抑うつと現代社会.教育医事新聞.講演記録.

小林隆児(1997).随筆 心理的自立とその基盤にあるもの.檜の里,32(1), 1997.06.20.社会福祉法人檜の里

小林隆児(1997).第6回乳幼児医学・心理学研究会印象記.日本発達心理学会ニュースレター,21,10-11.

小林隆児(1997).学問の鉄人-大学教授ランキング-.別冊宝島,322,67.

1996年

◇著書(分担執筆)◇

Kobayashi, R. (1996). Psychosexual Development of Autistic Children during Adolescence. (Shimizu, M. ed.), Recent Progress in Child and Adolescent Psychiatry, pp.12-20, Springer-Verlag, Tokyo.

◇原著論文◇

Kobayashi, R. (1996). Physiognomic perception in autism. Journal of Autism and Developmental Disorders, 26(6), 661-667.

小林隆児(1996).自閉症の情動的コミュニケーションに対する治療的介入-関係性の障害の視点から-.児童青年精神医学とその近接領域, 37(4), 319-330.

◇論文◇

小林隆児(1996).摂食障害と育児援助.こころの科学, 66, 43-47.

小林隆児(1996).自閉症治療の新たな展開を求めて. 精神科治療学, 11(6), 583-590.

小林隆児(1996).児童・思春期精神医療-子どものうつ病・自閉症を中心に- 日本精神病院協会雑誌, 15(6), 550-554.

小林隆児(1996).自閉症の精神病理から認知と情動の関連性について考える. イマーゴ, 7(11), 77-85.

◇論文(シンポジウム記録)◇

小林隆児(1996).自閉症の発達精神病理と治療-生涯発達の視点より-.児童青年精神医学とその近接領域, 37(1), 25-31.

◇報告書◇

小林隆児・白石雅一・石垣ちぐさ・中澄襟子・田中智子(1996).自閉症の早期治療に関する研究(その3).平成7年度厚生省精神・神経疾患研究委託費による研究報告集.pp.63-70,国立精神・神経センター.

小林隆児(1996).前思春期の情緒発達とその障害に関する臨床的研究 メンタルヘルス岡本記念財団.平成7年度メンタルヘルス岡本記念財団助成報告集, 8, 57-60.

◇その他◇

小林隆児(1996).十亀先生について今思うこと.第10回十亀記念会,p98.

小林隆児(1996).福岡の自閉症療育の歴史を大切に.志摩学園創立10周年記念誌,1996.社会福祉法人のぞみの里

小林隆児(1996).自閉症人々のライフサイクルを通して教えられること.神奈川県自閉症児・者親の会連合会総会記念講演会.奈川県自閉症児・者親の会連合会.

小林隆児(1996).生活史をたどるということについて.おたより,53,1.嬉泉後援会.

小林隆児(1996).特集「自閉症の長期経過」にあたって.児童青年精神医学とその近接領域,37(3), 239-240.

小林隆児(1996).どうしましたかQ&A(自閉症に関する相談).朝日新聞日曜版(1996.09.29.)

小林隆児(1996).Q&A「弟や母親に暴力をふるう」.手をつなぐ,489(11), 36-37.

小林隆児(1996).症例検討(4)に対するコメント.児童青年精神医学とその近接領域,37(5), 432-434.